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ブルターニュの塩

一時期、いろいろな種類の塩が世に出回って、しまいには広告の仕方に物議をかもしたっけ・・・結局、塩は塩という事で。

一昔前までは専売制度によって塩の販売は国が管理していたから、塩に銘柄なんてなかったし、値段も一律。日本には醤油という世界に誇る調味料があるから塩って意外と注目度は低かったのかも。

でもね、塩にもちゃんと味がある。ミネラルの含有量も全然違う。山から採れる岩塩もあれば、日本では「塩」は海の産物。

これ。これはフランス・ブルターニュ地方、ゲランドのフルール・ド・セル(塩の花)。
ブルターニュの塩_a0220749_16454233.jpg

箱には「海の果実」って書いてある。
さらに、『塩田の海水が結晶化する夏の間に熟練の塩職人の手によって収穫されます。塩田の表面に最初に結晶化して浮かぶ白い結晶を「水面に浮かぶ花びらを摘むように」手作業で収穫します。』と。
時々手作業ならでは、塩以外のものが混入していたりもしますが気にしない。
ブルターニュの塩_a0220749_1646010.jpg

大事に作られた希少な塩である事は間違いない。塩なのに甘みさえも感じさせる深い味わい。塩味は控えめでまろやか。
お肉でもお魚でも、お野菜でも素材が引き立つ。ただの塩じゃない!なんだかいろいろ食べ過ぎちゃう感じ。ちょっと高価だけどそもそも塩は大量にとるものではないからささやかな贅沢。

こちらはテーブルソルト。
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同じゲランドの塩だけど細粒加工されています。ただし少々出しづらい。

言わずと知れた「雪塩」。
ミネラル含有量でギネスにも載ったようです。
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しかし、沖縄の塩は塩辛い!そして海の水もとにかく塩辛い!でも美味しい!
パンチを効かせたい時にはこれを使います。浅漬けやキュウリの塩揉みに使うとよくなじむ。

いろいろあって迷ってしまうところ・・・

次男のアレルギーと私の美容のため(こっちがメインじゃ!?)にブルターニュの「オリゴメール」という高価な塩入浴剤もよく使っていたっけ。塩は入浴剤でも人気。デトックス効果抜群。寒い季節には保温効果も抜群。

塩も選び方次第、採り方次第。
なんでもほどほど。塩の採り過ぎには十分注意しましょうね!


【♪塩雑学講座♪】
サラリーマンの「サラリー」この言葉の語源は「ソルト」。塩が貴重だった時代、塩がお金の代わりを果たす程だったとか。
オーストリアの都市「ザルツブルグ」、モーツアルトの生誕の地。生家も残されています。街の広場にはとっても大きいな古い噴水があっていなないた馬の鼻から大量の水が噴出していたっけ。
と、そのザルツブルグ。「ザルツ」は塩、「ブルグ」は砦。地名の由来は岩塩が沢山採れた事による。貴重な街だったんですね~。


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by monsteraleaf | 2011-09-11 18:14 | お気に入りのもの

オシャレ大好き!美しいもの大好き!ジュエリーデザインとコーディネートを楽しむ


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